若手監督の登竜門・ぴあフィルムフェスティバル(PFF)で第18回PFFスカラシップを獲得した作品。監督は本作が劇場デビューとなる内藤龍嗣。寂れた港町で父の跡を継ぎ漁師をしている万造は、酒以外の趣味もなく、ひとり寂しく暮らしていた。嫁を探してお見合いパーティに出かけるも、時代錯誤なファッションと寡黙な性格で誰にも相手にされない。そんな万造が、ある日、コケティッシュな女性・美津子に一目ぼれをする。 Manzo is a lonely fisherman almost in his 40's but still single. When the local government organizes a matchmaking party Manzo figures to try his luck.